表面かりっ中ジューシー 続 家庭用グリルの活用術(産経新聞)

 3月13日付の当欄で、「家庭のコンロをフル活用」という記事を掲載したところ、「魚焼きグリルでゆで卵を作る方法を知りたい」「においは移らないのか」といった問い合わせをいただいた。そこで再び、大阪ガス本社内のクッキングスタジオを訪ね、グリル活用のコツを聞いてみた。

 まずは、グリルの仕組みから。グリルは四方を囲まれた空間で、そこに直接炎が上がるため短時間で庫内が高温になり、約400度にもなる。「これがグリルの利点。おいしさにつながるんですよ」と大阪ガスリビング事業部の正田一貴さん。高温の気体が対流する上、炎の遠赤外線効果もあり、焼き魚をおいしく仕上げるような仕組みになっている。「魚に限らず、表面はかりっと、中はジューシーに仕上げたい食材の調理に活用できます」

 気になるのはにおい。魚を焼く空間で、パンを焼いたら、魚のにおいが移ってしまうのではないか。「加熱中は、食材から水分が外に出ていく力のほうが強いので、においがつくことはありません」と正田さん。ただし、「庫内が冷めてきたら、においを吸収します」。火を消したら、すぐに中から食材を取り出すことがポイントだ。

 さて、グリルをつかって、どんな料理ができるのだろう。同社のホームページ上の「グリル料理レシピ」をみると、タンドリーチキン、グラタンから、酢豚、ピザ、それにチョコレートプリンやチーズケーキまで30以上の料理を紹介している。

 中でも目を引くのは、ゆで卵。ゆでなくて、グリルで卵ができるのだろうか?

 大阪ガスクッキングスクール淀屋橋のインストラクター、福本朋美さんに実際に作ってもらった。まずぬらしたキッチンペーパーで卵を包み、さらにアルミ箔(はく)で包む。その状態でグリルに入れ、両面焼きグリルなら上下強火で8分、火を消してから10分間そのまま保温。すると、ほどよく半熟のゆで卵ができあがり。「ひとつだけゆで卵をつくりたいときなど、本当に便利ですよ」と福本さん。

 帰宅して早速、グリルでゆで卵に挑戦した。習った通りに包んでグリルに入れて、約20分後、取り出してみると…ちゃんと黄身の部分が真ん中に収まった、プリンとしたゆで卵。ゆでる以上に、上手にできたことに驚いた。

 なお、グリル調理のあとは、庫内の掃除を忘れずに。グリル内にたまった油や汚れは、火事の原因となることもある。「こまめな手入れを心がけていただきたい」(同社)という。(岸本佳子)

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by 0perfbag8v | 2010-05-19 01:57